よくある症状

Common symptom

下記の症状は一例です。正しくは診断の上、適切な処置をご案内させて頂きます。

手根管症候群

示指、中指を中心にしびれ、痛みが出ます。しびれは環指、母指に及ぶこともあります。
これらは明け方に強くなり、手を振ることで楽になります。女性に多く生じ、正中神経が手首(手関節)にある手根管というトンネルで圧迫された状態です。

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

物をつかんで持ち上げるような動作をすると肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。
タオルを絞る時や、ナベなどを持ち上げる際などに痛みがでます。
中年以降のテニス愛好家に生じやすいのでテニス肘と呼ばれていますが、一般的には年齢とともに腱が痛んで発症します。

頸椎椎間板ヘルニア

首や肩甲部、上肢に痛みやしびれが放散したり、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけづらくなったりします。
また足のもつれ、歩行障害が出ることもあります。まれに、排尿障害や狭心症に似た胸部痛がみられます。
原因は椎間板が加齢などで変性し、後方へ突出して起こります。
30才代~50才代に多く、しばしば誘因なく発症します。

五十肩(肩関節周囲炎)

肩関節が痛み、関節の動きが悪くなります。
動かす時に痛みがありますが、あまり動かさないでいると肩の動きが悪くなってしまいます。夜は寝返りや肢位によりズキズキ痛み不眠になることもあります。痛い肩を上にして若干屈曲位にすると疼痛は緩和します。
関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。
X線撮影、MRI検査、関節造影検査、超音波検査などで、石灰性腱炎や腱板断裂、上腕二頭筋長頭腱損傷など他の病態の有無を鑑別し、治療法を決めます。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアでは腰や殿部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。
背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)、動きにくくなり、重いものを持ったりすると痛みが強くなることがあります。
椎間板は、線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫し症状が出ます。
大半が保存的治療で改善しますが、約10~30%程度で手術に至る例があります。

■保存的治療
 (1)薬物療法
 (2)硬膜外ブロック療法
 (3)コルセット装着
 (4)運動療法
 (5)神経根ブロック療法

■手術療法
 (1)髄核摘出術<LOVE法>
 (2)内視鏡下椎間板摘出術<MED法>

ひざ・半月板損傷

半月板は、ひざ関節の「大腿骨と脛骨」の間にあるC型をした軟骨の板で、内側・外側それぞれがあり、クッションの役割を果たしています。
これが損傷しますと、ひざの曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。
ひどい場合には、ひざに水がたまったり、急にひざが動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。

■診断
 MRI検査が有用

■治療
 (1)薬物療法、サポーターなどの保存的治療
 (2)関節鏡手術<縫合術、切除術など>

シンスプリント

陸上競技の中・長距離選手や、サッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技で、中学・高校生の選手(特に新人選手)に多くみられ、疲労がたまったときに発症しやすく、下腿(スネ)の内側に痛みのおこる障害です。
疲労性障害で、脛骨過労性(疲労性)骨膜炎とも呼ばれています。

オスグッド病

小学高学年から中学の発育期のスポーツ少年のお皿の下の骨(脛骨粗面という)が徐々に出てきて、痛みを生じてくるものをいいます。
スポーツで、特に飛んだり跳ねたり、またボールを蹴る動作の繰り返しにより生じてきます。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。成長期に特徴的な痛みです。
診断は上記症状とレントゲン検査で判ります。

腸脛靭帯炎

ランニングに伴う疲労性障害であり、走行時、特に着地時の膝関節外側の疼痛が生じます。
靭帯が骨のすぐ上を通るところでは、膝の曲げ伸ばしによって、靭帯と骨の摩擦が生じて炎症の原因になります。

ジャンパー膝

靭帯や腱が骨につくところでは、筋肉のはたらきによるストレスが集中しやすく、組織の小さな損傷が生じます。
・大腱四頭筋腱付着部炎
・膝蓋靭帯炎
があります。