院長ノート

女性

手指の痛み 血液検査で異常なしでもリウマチ?

2022年9月11日

こんにちは。気が付けばもう9月、松本市内や市内近郊の町村では稲刈りも少しずつ始まってますね。
さて今日は、特殊なタイプのリウマチについてです。
指の関節の痛みやこわばり感がずっとあり、リウマチを心配して別の病院で血液検査をしたけれど陰性。でも痛みや腫れが引かず、困って来院される患者さんが時々いらっしゃいます。
実は、リウマチの中には「セロネガティブRA」といって、血液検査では陰性で異常所見がないリウマチがあります。症状の特徴としては、指の第二関節が腫れて痛く、こわばり感が朝に出やすいようです。もし、血液検査で異常なしと言われたけれど、このような症状が出てる場合は、セロネガティブRAの可能性もあります。気になる方は整形外科を受診してください。

文責 院長 鈴木 成典

鈴木整形外科 院長 鈴木 成典

地域の患者様に安心な医療を提供できるよう、地域連携を第一に医療活動を行なっています。

  • 整形外科専門医
  • 日本整形外科学会スポーツ認定医

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