院長ノート

子ども

何もしてないのに子供が膝をずっと痛がる

2022年11月23日

こんにちは。松本市内はじめ、県内全域本日は冷たい雨ですね。
さて本日は、小児の膝の痛みについてお話しします。
子供は、転んだ、運動してねじった、など特別なことはしていないのに、膝を痛がることがあります。
これといった原因がないのに痛みが長引き、なかなか様子を見ていても改善しない場合は要注意です。
生まれつき、膝の半月板が「円板状半月板」といい、半月板が大きい子もいるからです。
このような子は、特に大きな外傷がなくても、膝の痛みを訴える場合があります。
痛み以外には、半月板がひっかかり膝が外れるような感覚や、伸ばしにくいなどといった症状も認められます。また普段はあまり痛くはないけれども、ボールを蹴った時や、膝の曲げ伸ばしなどちょっとした動作の時に、嫌な痛みが走るといった子もいます。
小児の膝の痛みがなかなかとれない時は、円板状半月板の可能性もあるので、整形外科専門医に相談してみて下さい。

文責 院長 鈴木 成典

鈴木整形外科 院長 鈴木 成典

地域の患者様に安心な医療を提供できるよう、地域連携を第一に医療活動を行なっています。

  • 整形外科専門医
  • 日本整形外科学会スポーツ認定医

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