久々に会った親が縮んだ?|鈴木整形外科|松本市の整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

久々に会った親が縮んだ?

こんにちは。年末年始の帰省で松本地域に帰ってきてる方も多いことでしょう。 久々に会った高齢の母親が、なんか小さくなった?と思われた子供側の方、ちょっと注意してください。 先日受診された患者さんで「先生、これ以上背が縮まない方法ありませんか?」という相談を受けました。 なんでも、いつも使う下駄箱で立って書き物をする際に、最近では背伸びをしないといけなくなったとのこと。下駄箱を新調したわけでもなく、もしかして縮んでいるのでは?との不安で受診されました。 これは骨粗鬆症による、いつのまにか骨折により背が縮んでしまった典型例です。 放っておくとだんだん進行していってしまって、そのうち背中が丸くなり、骨折を起こし易い骨になってしまいます。 客観的に小さくなった場合はもちろん、本人が、今まで手が届いていた場所に手が届かなくなったなどの訴えがあった場合は、骨粗鬆症の疑いがあります。 整形外科専門医にかかり早めに骨粗鬆症の治療を開始してください。