歩けないような痛み 坐骨神経痛|鈴木整形外科|松本市の整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

歩けないような痛み 坐骨神経痛

こんばんは。ここのところ松本市内含め暖かい日が続きましたが、明日からまた寒気がやってくるようです。体調管理にお気をつけください。 さて本日は坐骨神経痛のお話です。 お尻から太もものあたりを坐骨といい、この辺りの痛みを坐骨神経痛と言います。 この坐骨神経痛で歩けない要因は、「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」がほとんどです。 腰椎椎間板ヘルニアの場合は、腰の前屈位、いわゆる中腰姿勢で痛みが増強します。 腰部脊柱管狭窄症の場合は、腰を後ろに反った姿勢にすると痛みが強くなる傾向があります。 どちらにしても、腰からくる神経性の痛みは、神経自体の痛みなので、痛みが脚の芯からくる痛みであり、かなり辛い痛みです。 また酷くなってくると、夜間痛といって、夜寝ていても痛くなり睡眠障害を起こす方もいます。 夜間痛がある時はお風呂は短めにして腰を温めないで冷やすようにして下さい。 また痛みだけでなく、中には足の筋力が低下してしまい麻痺を生じてしまう人もいますので注意して下さい。 くれぐれも電気マッサージや針治療などはせず、できるだけ刺激を与えないようにして、早めに整形外科専門医を受診して治療して下さい。