朝、子供が足の付け根を痛がる|鈴木整形外科|松本市の整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

朝、子供が足の付け根を痛がる

こんにちは。松本市内では一昨日、昨日と高校の卒業式が行われたところが多いですね。卒業生の皆さんおめでとうございます。 さて本日は、お子さんが足の付け根を痛がったら、です。 朝起きたら、急に脚の付け根をいたがり歩けない、 学校から帰ってきたら、股関節あたりから太ももあたりを痛がり、だんだん痛みが強くなってきた、 朝の起床時には股関節を痛がるが、日中はあまり痛がらない、 このような相談が最近多くあります。 これら痛みの多くは、単純性股関節炎と言う関節炎が原因ですが、なかにはペルテス病という骨端症の事もありますので注意が必要です。 子供は大人と違い、痛みの内容や程度を表現し伝えることがうまくできず、小さな痛みも大きいな痛みも、同じ痛みとして表現してしまう時があります。そばで聞いてるお母さん、お父さんはとても悩んでしまいますよね。まずは痛みの原因をしっかり把握して治療をすることが一番です。 脚の付け根をいたがる時は、整形外科専門医を受診して、原因に対して適切な治療をして下さい。