65歳を過ぎたら「いつの間にか骨折」に注意!|鈴木整形外科|松本市の整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

65歳を過ぎたら「いつの間にか骨折」に注意!

高校野球長野県大会は、松商学園が見事出場を決めました。おめでとうございます!いよいよオリンピックも始まり、柔道男子60キロ級の高藤直寿選手、競泳女子400個人メドレーの大橋悠依選手、そして新種目スケートボード ストリートで堀米雄斗選手が素晴らしい演技で金メダルを獲得しました。スポーツの話題が多くなり、涼しい時間に自分も少し体を動かそうかな、という気持ちになりますね。ここで少し気を付けていただきたいのが、女性に多い「いつの間にか骨折」です。 女性の骨量は、閉経を迎えると減り始めて、加齢とともに減少が進みます。骨粗しょう症と呼ばれるもので、転んだり、ぶつけたりといった要因がなく、例えば草むしりや家事、ちょっと重いものを持った、はてまた、くしゃみだけで骨折することがあるのです。①65歳以上女性で、②「ぴきっ」とした痛みが腰、背中で生じ、③それがなかなか軽減してこない、という場合は背骨の圧迫骨折が生じているケースも考えられます。当てはまる方はお近くの整形外科を受診してください。 閉経を迎えた全ての女性にとって「いつの間にか骨折」はとても身近なものです。また65歳前でも、極端なダイエット、運動不足、ステロイド剤の服用などで骨粗しょう症のリスクが高い方もいらっしゃいます。DEXA検査という骨密度を測る検査があるので、気になる方は骨粗しょう症外来を掲げてる病院を受診されることをお勧めします。もちろん当院でも検査は随時受け付けています。お気軽にご相談ください。