ヘバーデン結節の治療法について|鈴木整形外科|松本市の整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

ヘバーデン結節の治療法について

へバーデン結節は、指の変形性関節症です。初期にはテーピングを用いて関節を固定します。 最近、変形性関節症に伴う痛みに対して、痛みの発症の作用機序がわかってきており、いろいろな薬が開発されています。 変形性関節症の痛みは、痛みを伝える神経を通って、痛い手指から脊髄に伝わります。その痛みが脊髄から脳に届くことによって、痛みを感じます。脳で痛みを感じると、痛みを抑える神経が脊髄にはたらき、痛みが軽くなります。 変形性関節症による痛みが長く続くと、この刺激の繰り返しによって、痛みを抑える神経に問題が生じ、痛みが続いたり、強くなったりすると考えられています。この痛みを抑える神経のはたらきを強める薬が変形性関節症には有効です。 当院では、この変形性関節症によるヘバーデン結節に対して、エクオールとこの内服薬を併用する治療を行っています。 ヘバーデン結節の詳しい症状解説