ジョギングする方は前後のストレッチを入念に|鈴木整形外科|松本市の整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

ジョギングする方は前後のストレッチを入念に

今日は4月4日。二十四節気では「清明」、雨水のころに出た芽が伸び、まさに緑の活力がみなぎる時期です。 また、二十四節気をさらに細かくした七十二候では、「玄鳥至(つばめきたる)」。 数日前、医院近くの奈良井川上空でたくさんの燕がもう飛んでいました。 そんな陽気に誘われて冬の間お休みしていたジョギングを再開する方も多いのではないのでしょうか? かくいう私も、松本山雅VSブラウブリッツ秋田戦の行われているアルウィン近くを、歓声ならぬ拍手を聞きながら「少し」走りました。この少しというのが、実は自身の膝の腸脛靭帯炎がまだ全快していないので、様子見ながらの状態のためです。 自分と同じようにジョギングを再開して膝を痛める方が減る様に、今日はストレッチを紹介します。 ジョギングの前に皆さんそれぞれアップされると思いますが、その際に取り入れてほしいのが、両下肢のクロスレッグストレッチです。 ⓵足を交差して立ち、⓶膝を伸ばしたまま前屈、できれば10~20秒。もし芝生などで寝れるようでしたら⓷仰向けに寝転び⓸右足をあげて軽く膝を曲げ、膝に手を添え、腰をひねって左の床に足を下す(右肩が浮かないように注意)。 これを左右交互にゆっくり行ってみてください。またジョギング後のクールダウンの際にもこのクロスレッグストレッチを忘れずに。 どうしてもジョギング後は、その爽快感と疲労とが相まってストレッチがおろそかになりがちですので、是非私のように痛めないためにも入念に行ってください。 桜満開の松本空港公園を後に帰路につき、松本山雅の試合結果をチェックすると、3-1で初白星!私の膝の痛みも吹き飛ぶ大勝利でした!