症状の詳細

ドケルバン病

どけるばんびょう

手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多い

病名・症状
  • 親指と一緒に手首を小指側に曲げると痛い
症状部分画像

症状

母指(親指)を広げると手首(手関節)の母指側の部分に腱が張って皮下に2本の線が浮かび上がります。ドケルバン病はその母指側の線である短母指伸筋腱と長母指外転筋が通るところに生じる腱鞘炎です。 妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く生じます。手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのが特徴です。

治療

治療は腱鞘炎の炎症をおさえるために抗炎症性鎮痛薬を内服します。内服薬で効果がない場合は腱鞘内ステロイド注射でケナコルトを注入します。

院長からの一言

痛みがなかなかとれず難渋している方は一度ケナコルト注射を勧めます。