症状の詳細
足関節外側靭帯損傷
そくかんせつがそくじんたいそんしょう
- 症状
- 足関節外側靱帯は、外くるぶしの下側についている三つの靱帯です。前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靱帯です。
特に前距腓靱帯は外側靱帯の中でも最も損傷され易い靱帯です。前距腓靱帯がある外側前方の踵脹と痛みが特徴です。
受傷直後に踵脹が限局していても、翌日には踵脹が周辺に波及して重症感が増すことが多いです。
- 治療
- RICE療法(安静・アイシング・圧迫・拳上)を行います。
・Ⅱ度損傷(靱帯の部分断裂)
サポーターなどを用いて治療します。
・Ⅲ度損傷(完全断裂)
ギプス固定を行い、靱帯をつける必要があります。また、不安定が強い場合は手術療法となる場合もあります。
- 診断
- 圧痛点・踵脹部位・X線撮影・エコー検査などを用いて不安定などを調べます。