関節リウマチ
かんせつりうまち
女性で朝、手のこわばりが生じてくる手指の第二関節が腫れて痛い
関節リウマチは、免疫の異常によって内部に炎症が起き、腫れや痛みが生じ、軟骨や骨が破壊されて関節が変形する病気です。
関節にある滑膜が炎症を起こし、滑膜が増殖して周囲の組織を破壊します。
女性に多く、最初は手や足の指の関節が対称性に腫れ、特に朝のこわばりが特徴的です。
- 症状
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初期:左右対称性に手足(特に第2関節の指関節)の指の関節が腫れ、朝のこわばりを感じます。
徐々に進行すると、関節破壊が起こり、生活に支障をきたすようになります。また膝関節、股関節などの大きな関節も侵されていきます。(30から50代の女性に多く発症)
- 診断
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リウマチの血液検査
問診、体の診察
画像検査、エコー検査、血液検査
関節リウマチ診断基準によるスコアリングによって診断
- 治療
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薬物療法
(1)非ステロイド系抗炎症薬
(2)抗リウマチ薬
(3)免疫抑制薬
(4)ステロイド薬
(5)生物学的製剤