症状の詳細

慢性腰痛症

まんせいようつうしょう

毎日ズキズキした辛い腰の痛み

病名・症状
  • 長く続く腰の痛み
症状部分画像

症状

腰の痛みが3か月以上続く状態を慢性腰痛といいます。

病態

慢性腰痛症には、腰に異常がないのに痛みが続く場合と、腰の異常が治ったのに痛みが続く場合の2つのタイプがあります。どちらの場合も、痛みが長引く状態が続き、体内の痛みを抑える力が弱まって痛みが発症しています。
腰の痛みは、痛みを伝える神経を通って、腰から脊髄に伝わります。その痛みが脊髄から脳に届いて痛みとして感じます。その痛みを感じると、「痛みを抑える神経」が脊髄に働き、痛みが軽くなります。この「痛みを抑える神経」に問題が生じると、痛みが長引き、慢性腰痛症の原因となります。

治療

薬物療法
痛みを抑える神経に問題が生じているため、この痛みを抑える神経の働きを強めて、正常に戻す薬が有効です。デュロキセチンという内服薬が効果あります。

慢性腰痛